JAFの親切。
2万5千キロ。
やっちまいました。油断してたんですよね。この日に限って予備キーの入った財布をダッシュボードに入れちゃったんです。
しかも、ご丁寧に鍵をさらに回し込んでデッドロックにしてたんです。「デッドにしたら絶対開かないよ」と言われてましたのに。
不幸中の幸い。この日は荷物があったのでパーセルシェルフ(荷室の上のカバー)を外していました。窓からのぞくと鍵が転がっているのが見えます。なんだかJAFに頼めばすぐに取れそうな気がしました。
それは5月の連休、遠い遠い最果ての地のとある温泉の駐車場でのことでした。JAFに電話をかけ、来てもらう事にしました。「行けるけど時間が掛かりますよ」連休中ですからJAFのスタッフもお休みなんだろうな。1時間待ち・・2時間待ち・・・来ない。JRに乗って4時間かけて自宅へ鍵を取りに戻ろうかとも思案していましたら、来た来た。
待ちに待った作業が始まりました。擦り手興味しんしんでお手並みを拝見。・・・うーん・・・やはりデッドロックが災いして鍵穴では開けられない。どうしても開けられない。針のようなものを駆使して粘りましたが駄目。鍵穴はあきらめました。
今度は窓下の隙間に例の直定規みたいのを入れてロックを外そうとしました。なんと定規が入っていかない。ぜんぜん入らない。寸分の隙間も無い。どうなってるの。これも駄目。
最後の手段、今度は窓枠とボディの間にこじあけ機を差し込んでぎりぎりとネジを回す。「おいおい壊さないでくれよー。」 徐々に隙間が見えてきた。そこにカンチャクを差し込もうとしましたが何度やっても入っていかない。どうも金庫扉のように凸と凹が噛み合うような形になっているらしい。JAFは「お手上げですね」と私にトンカチを手渡し。
言葉にこそ出しませんでしたが、トンカチを手渡しながら「窓を割れ」って、目はそう言っていました。親切にも後ろのクオーターガラスに飛散防止にビニールテープまで貼っていただきました。私は手渡されたトンカチを使い断腸の思いで果たしたのです。
ガラスの無くなった窓に彼は丁寧にダンボールを張ってくれました。結果は不本意でしたが長時間付き合っていただいたJAFには感謝。
教訓 サーブの防犯対策はすごいぞ。
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