青白い煙が
朝、出勤時、車のエンジンをかけると青白い煙が出るようになりました。
ほんの2,3秒で無色にはなるのですが、決して水蒸気のようなものではなくオイル臭い煙です。ガソリンの生ガスではありません。
煙は始動時のほんの一時だけで、アクセルをふかしても出てきませんのでオイル上がりではないようです。、可能性としては①バルブシールが劣化して燃焼室内にオイルが落ちている、②ターボシャフトのオイルシールが駄目になって排気熱で燃えている。③ブローバイがクランクケースからうまく逃げず圧がかかってオイルが燃焼室内またはターボに浸入ている。
プラグを外してプラグの状態とピストンの頭を見てみましたがオイルの燃えカスの堆積はありませんので①ではないようです。②はターボチャージャーの交換しかないでしょうか。③はいろいろ調べたところ対策キット(55561200)が出ていまして、まずはこれが臭いという事で対策の優先順位一番としました。あわせてオイル粘度の見直しも行うことにしました。これで駄目ならオイル添加のケミカル剤、それでも駄目なら潔く患部交換となりますでしょうか。
キットはeEuroparts.comから取り寄せました。到着まで約1週間でした。説明書は無く、インターネットでテクニカルサービスブリティンをDLして訳しながら取り付けました。
さて、煙は治まりますでしょうか。
ターボインテークの負圧を利用しブローバイをクランクケースから引き出す方法。より効果的な引き回しとなった。(んだと思います。)
オイルフィラーパイプ旧(右)、新(左)にはニップルが新設されている。
オイルフィラーパイプのニップルとターボインマニから来ているパイプにバルブ付きホースを接続する。
カムカバーにかろうじて付いていたニップルをきっちり刺さる改良型ニップルに交換。
PCVバルブはちゃんと機能しているので交換せず。でも、パイプ径が小さいんちゃうか。
オイルトラップ旧(右)新(左)
形状は同じだが吸出し側の内径が変更されている。
車の下へ潜っての付替えは狭いこともありちょっとたいへん。
熱対策かインシュレーターでクーラントホースといっしょにチェックバルブを包んでタイラップで止めよ、と指示がある。