シートヒーターの修理
「ケツが熱い」
冬期間の出勤時はシートヒーターは欠かせません。
その日もいつも通りヒーターを入れてのお出かけ。
なんか右のでん部に違和感があったので
手をやってみるとシートのほんの一部が窪んでいます。
しかも焦げ臭い。シートヒーターが過熱して焦げています。
やっと時間が出来たので、カバーを剥ぐって患部を見てみることにしました。
発熱体は何本もの細い線が束になっていて、
シートの中でも一番傷みやすいところの線が摩擦で切れて細くなっています。
もちろん凹んだところはスポンジが熱で溶けて焦げています。
シートの表皮の裏も焦げています。
発熱体を引っ張り出して細くなった患部を切除することにしました。
そしてそして線の表面を少し磨いて圧着スリーブを使って繋ぎました。
窪んだこげ穴にはスポンジをそれに似た形状でカットして
接着剤を薄くつけて詰め込みフラットにしました。
そして最後に不織布で覆い、シートカバーを元通りに。
放っておいたら火事になってもおかしくないですね。
危ない危ない。